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【投資まとめ】ごんじっち流投資術-出来高編-



ざっくり言うと

  1. いよいよ3-4月。株に春来る?
  2. 大口の意図を見抜く出来高分析。素人の逆をつけ。
  3. 特徴的なローソク足を紹介。出来高も併せて見るとピカイチの精度へ。


急落に泣いた夜。なぜ株の記事を書くと損するのか


株式投資の話である。投資術シリーズは下記。特に多用している出来高編は必読。大口についていく良い仕掛けだ。


いよいよ一番最高の3-4月が来る。一応彼岸底をむかえて月末すぎれば上がるはずが、なんかまだ3月は不安定な感じがする。直近でも悪魔のシグナルことヒンデンブルグ・オーメンも点灯し、花開く前の急落相場がやってきている。



僕もある程度予想していたものの、正直手が早くて食らった銘柄があり、相場の恐ろしさを痛感した次第だ。そんな鬼売りしてくるなんて聞いてないよー。



出来高分析で素人の逆をつく


以前にも書いたが、資金が限られる個人投資家の勝利に向けた基本戦略は、大口の手口に乗ることである。つまりイナゴだ。


大口の手口を見抜く方法は多数あるが、最も手っ取り早く、しかも確実なものがある。出来高である。


思惑はチャートに現れないが、出来高が紛れもない事実として残る。証拠は語るのだ。振り返ってみれば、ここらへんでキャンペーンを初めて、あそこらへんで手仕舞っているな、ということが見えてくる。


過去を振り返ったら簡単だが、大事なのは今その大口の手口に乗ることができるか否か、というところだ。そんなトリガーを見つけるのに最適な本が下記の出来高・価格分析である。



典型的な大口の取引は、下記の手順をたどる。以降の内容は手順を前提に話を進める。

  1. 買い集め。相場総悲観の中で、少しずつ買い集める。
  2. 釣り上げ。キャンペーン開始。株価を買い支えたり、釣り上げるなどで素人に買ってもらう。
  3. 売りさばき。素人が買いたくてたまらないタイミングで大口の買ってきた株をぶつける。


特徴的なローソク足を紹介。時点ごとに大口は何を考えている?


大口の動きを明らかにするには、ローソク足と出来高の合わせ分析が有効だ。特徴的なものを一つだけ紹介する。すべてを見たい方は書籍で確認してほしい。もしローソク足の意味がわからない方は、以前の記事「【投資まとめ】ごんじっち流投資術-いつ買っていつ売るか編-」で解説しているので確認してみてほしい。


ハンマー



ハンマーは下落しきった相場でしばしば確認されるローソク足だ。参加者がもうダメだ、と売りを連鎖させている中で、とうとう売りが出尽くして買いがすこしずつ始まったタイミングを指す。このとき売っているのは素人で、買い集めているのは大口である。大口はこれから始めるキャンペーンに向けて、株の在庫を安く仕入れたいと考えている。だが一気に買うと株価が反応して素人が飛びついて株価急上昇を描いてしまう。そのため、下がったら買い支える、という方式で少しずつ在庫を集めているのだ。このチャートを自分の探している銘柄で見つけたら、出来高が増えてきていないか確認して試し買いを入れてみても良いかもしれない。



ちょうど良い投資時期が春に訪れる


3-4月ごろ、ちょうど相場が一旦落ち込んで底を打っている時期だと思われる。ワクチンが進んで経済回復期待で注目される銘柄も出てくるだろう。つまり誰でも勝てる相場になっている可能性が高い。ネット証券系はシステムも安定稼働しており、特にDMM証券や楽天証券は圧倒的な取引量を誇るFXの経験が生かされていて、どこかの証券会社のようにシステムダウンで注文が通らなかった、みたいなこともないのでおすすめだ。いまは投資に人気が集まっていて口座開設が遅れがちなので、早めの手続きをおすすめしたい。


【DMM 株】口座開設