【ディズニー】令和のハッカー-ディズニーの年間パスポートを買ってオフィスとして使う人たち-

Coolcaesar

投稿者自身による作品

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, wikipediaの引用

ざっくり言うと

令和のハッカー。僕はこの企画をシリーズ化したかったが、思ったよりツールを使いこなすハッカーが現れず、人知れず企画を終了しようとしていた。

ちなみに前回は、Uber Eatsをレンタサイクルで行うハッカーたちを特集。調べれば調べるほど、「なるほど」と思うところが多く、大変勉強になった。【Uber Eats】令和のハッカー-Uber Eats編-

そんな中、最近ディズニーで働く者がいるらしい。

ディズニーのキャストではなく、ディズニーの年間パスポートを購入してオフィスとして利用している猛者がいるのである。

果たしてこの方がどういう職業の方なのか分からないが、最近ディズニーのホテルで結婚式を挙げた人がおり、ちょっとディズニーの世界観に興味が湧いてきたところだったので、普通に「良いなあ」と思った。毎日パレードとか最高じゃないか。

エンジニアとして働く場合、ディズニーで働くのに必要なものは何なのか、調べてみた。

ディズニーでエンジニアが仕事をするのに必要なモノを挙げてみた。

列挙して気づく。ほぼ何もいらないじゃないか。wifiも既存の携帯回線やレンタルwifiでなんとかしてすれば良いし、ノイズキャンセリング系はAirpodなどを持っていくか、ディズニーの雰囲気を目一杯浴びたいなら最悪いらない。なんて手ぶらな職業なんだ。だが、とてもむずかしい課題が一つある。

そう。電源である。コンセントまじであるのか。使えるのか。ということで調べてみた。

結論からいうと、なかった。舞浜駅周辺のカフェにはある。ディズニーランドにはディズニーランドにはスマホの充電器しかない。何故なのだろう。考えてみると、ディズニーランドは、よくデザインされているのである。そう、カフェでコンセントなんて見せないのである。なぜなら夢の国から現実に引き戻されるから。

ところでgonjittiはなんでディズニーをオフィスとして使うことにこだわっているのか。それは、ディズニーの工夫を学べるからである。

まず、アップセルの工夫がある。ディズニーにはコンセントは無い。でもディズニーはアトラクションでたくさん待ち、大体一日電池が持たない。そのためにパーク内のショップで充電器が売っているのだが、コンビニと同等レベルの定価である。

次に、ディズニーは秘密を作りやすく、ハマる仕掛けがきっちり含まれている。隠れミッキーはご存知だろうか。じつはテーマパーク内には有名なミッキーのマークが大量にあり(しかも増え続けている)、ファンの間ではミッキー集めをするのが流行っている。これは継続してディズニーに行く仕掛けである。

また、ポップコーンの販売にもこだわりがある。ポップコーンは通常パーク内の屋台で買えるが、ソルト味、ハニー味、バーベキュー味のポップコーンはそれぞれ1箇所のポップコーンでしかあえて購入できない仕組みである。コンプリートの仕掛けである。

次にディズニーランドの景色の秘密。多分行ってみて写真を取ると気づくが、必ずディズニーの世界観とは関係ない構造物が映らないように設計されているのはご存知だろうか。どのアングルからとっても関係ないビルや電車が映らないのである。

また、ディズニーランドのシンデレラ城は遠近法を巧みに利用し、実際の位置よりも遠くにあるように見える。同様にディズニーシーのマウンテンも遠くにあるように見えている。これは映画手法を駆使してテーマパークを設計したオーランドのディズニーランドの設計から来ている伝統ある工夫である。

他にもディズニーには仕掛けがあるが、gonjittiは年間パスポートを購入していろんなリピートの仕掛けを明らかにしていきたい、という思いがあり、これはビジネスをやる上で極めて重要な視点である。

あるスポットを定点観測する必要性は、スタジオ・ジブリの宮崎駿が毎朝公園に行って歩く少女の姿を模写し続けたエピソードにも現れている。工夫に気づくには、定点観測が重要である。

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