【フォント】【Mac】Mac標準フォントのSan Franciscoに等幅フォント【SF Mono】が公開。インストール方法
きれいなフォントをお使いのエディタやブラウザで利用すると、気分がよいですね。
【仕掛学】ついしたくなる仕掛け
面倒なことでも、ついしたくなる仕掛けで印象が変わる。
行動経済学やデザイン思考の文脈でよく注目されるのが、「ついしたくなる」仕掛けの話である。
モラルのない行動を注意書きで抑制するのではなく、心理学に基づいてそもそもしようと思わなくなる。
SNSにおける「いいね」もその一つ。ついきれいな写真や喜ばしい投稿すると挨拶がわりにいいねを押してしまう。
投稿した人は何の気は無しにおされた「いいね」をみて嬉しくなる。動機が何であれ。
さらに投稿した人は色んな写真を投稿し、いいね稼ぎにはまっていく。
ついしたくなる、の仕掛けはまるで魔法のように人を操ることができる。
「仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方(松村 真宏/東洋経済新報社)」にはたくさんの事例があるが、今回は一部を紹介したい。
著者によれば、仕掛けには通常の注意書きにはない、3つの特徴があるという。
3つめの目的の二重性が仕掛けに特徴的なものである。仕掛ける側の目的(解決したい課題)と、仕掛けられる側の目的(行動したくなる理由)が異なることを指す。
前述のファイルボックスは、「ファイルを整理整頓してほしい」という課題に対し、実際に仕掛けられる側は「線を並べたい」という目的にそって行動する。絶妙に目的がずれるのである。
他にも事例や分類が多く登場するので、まずは見てみてほしい。
きれいなフォントをお使いのエディタやブラウザで利用すると、気分がよいですね。