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【モバイルバッテリー】MacBookPro15インチが充電できるCheero Power Plus 5 Premium 20000mAh
ざっくり言うと
- 東京に不足しているもの、それは電源である。
- PCを充電できるモバイルバッテリーはいくつか存在するが、Mac Book Pro 15インチを給電できる60Wのバッテリーはなかなか見つからず、Cheero Power Plus 5 Premium 20000mAhがそれを救ってくれた。
- USB-PD 60WとUSB-C 18W、USB-A 12Wで合計90W出力でき、Mac Book Pro15インチだと1時間20分で0%→82%まで給電可能である。
電源砂漠、東京
砂漠はサハラだけだと思ってはいないだろうか。
否、東京にも砂漠は存在する。電源である。
出先でミーティングがあるとどうしてもカフェなどで仕事をする機会が増える。エンジニアにとっては電源を多く使う作業が控えているため、電源の確保が最重要である。
特にXCodeでのiOSアプリのビルドなんて、アホほど電源を使ってくるので一気に生命の危機が近づいてくる。
砂漠のオアシスを求めてカフェに行くも、電源は東京砂漠においては貴重な水源。だいたいレッツノートかVAIOを使っている人々が群がっている。
僕は右手に持っていたアイスカフェオレのグラスを、思わず地面に叩きつけた。散らばるガラスの破片と氷。こころなしか、キラキラ輝いて儚くも美しかった。
「ああ、僕に電源を確保する力があればなあ」
そして僕は、バッテリーを探すたびに出た。行き先は、決めてない。
Mac Book Pro 15インチを給電できる60Wのバッテリー
しかし条件は厳しい。主流はiPhoneなどのスマートフォンを充電できるモバイルバッテリー。PCの給電はハードルが高い。
更に僕のマシンはMac Book Pro 15インチなので、給電できるハードルが最低60Wになる。このクラスを出力できるバッテリーはなかなか見当たらない。
Amazonを見ても、、あるのはスマホ用か中華の謎メーカーのバッテリーばかり。心もとない。
ある日RSSで届いたMdNの記事を見ると、ピッタシの条件のモバイルバッテリーに出会った。
MdN
Cheeroシリーズはモバイルバッテリーの市場を開拓した名モバイルバッテリーシリーズで、僕も大学のころはCheero Power Plus 2を持っていた。安定感とコスパがよく、大変お世話になっていた。3年くらい利用したのではないだろうか。
どうやら3つの容量(5000mAh/15000mAh/20000mAh)が発売されるが、注目は60Wの出力ができる20000mAhである。やっと僕のMacが充電できる〜。
早速購入し、すでに持っていたAnkerのUSB-C PD対応のケーブルを利用して充電してみた。ちなみに初心者の方に伝えておくと、60Wの出力に耐えうるUSB Cケーブルでないと給電できないため、下記の写真のようなケーブルを合わせて購入すると良い。
Anker PowerLine II USB-C & USB-C 2.0 ケーブル
つなぐ
いよいよ実践である。
早速カフェに向かう。
席を探す。電源に群がるレッツノーターとバイオマン、シンクパッダーを尻目に、悠々と電源のないソファ席を確保する。
アイスカフェオレを「いつもの」で頼み、悠々とソファでひとときを過ごす。
そしてMacを取り出し、iOSアプリのビルドを始める。ファンの音が店内をめぐる。ひとりのシンクパッダーがこちらを見ている。まるで「電源もつのかえ?」を言わんばかりに。
そこで私は、Cheero Power Plus 5 Premium 20000mAhを取り出し、接続、明るさマックスでPCを利用し始める。
やがて電源席に座るスーツ族がみんなこちらを見ている。「彼はなぜ電源席に座らないんだ」「Whyジャパニーズピーポー」
まるで動物園のパンダにでもなった気分で、僕はApp Storeにアプリを提出する。
利用して見たところ、ビルド作業など重い作業を含めても2時間はバッテリーだけで電源を維持できるようだ。これなら十分である。
アイスカフェオレの氷も溶けて、僕は後半ほぼ水を飲んでいた。
余談
Cheero(ちーろ)を漢字で書くと、知老(ちーろ)かもしれない。
あと値段言ってなかったけど、定価が6,000円くらいです。高くね。