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【本の読み方】gonjittiの本の読み方・覚え方

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ざっくり言うと

  1. 最近良く本の読み方を聞かれる。僕は本じゃないと覚えられないから読んでいる。
  2. 本を読む原則を紹介。本を選択する、本は通読する、本は2回読む、良い本と感じたら、必ず要約する、知識は覚えるまで読み返す
  3. 本の知識の貯め方は、要約とハイライトとスクショ


本の読み方を聞かれる


本の読み方をよく聞かれる。僕がちゃんと本を読み始めたのは実は大学生に入ってからで、それまでは教科書と参考書くらいしか読んでない。勉強と信長の野望にリソースを集中していたからである。


僕が本を読み始めたのは、人に話を聞くより本を読んだほうが速く、まとまった知識を得られるのではないかと気づいた大学1年以降であった。人に話を聞いても良い情報を得られる確度は低かった。また、教養を身につけないと、社会の問題に対して解決策が何も思いつかないことに気づいて、知らないことが恐ろしくなったからである。特に大学1年生の時は2011年で、東日本大震災の直後で原子力や核融合の話に大変興味があったので、頻繁に授業を取っていたが解決策が思いつかない自分に苛立ちがあったのを覚えている。


現在に至るまで学問を問わず2千冊の書籍を消化してきた自負があるが、学習する上で本が一番手っ取り早いと感じている。


自動車を速く走らせる方法は本(ミハエル=クルム大先生のやつ)で理論を叩き入れたほうが一番良さそうだった(だが金がなく、興味も分散していて練習できなかった。もう一度トライしたい)し、プログラミングは本で体系的に概念を捉えていった方が早かった。逆に自分が向いてないのは、動画や授業形式で物事を学ぶことである。正直時間がゆっくり過ぎて退屈になり、そのまま受けている授業の学問そのものも嫌いになってしまう程であったので、最近はやっていない。

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amazonより引用

ただ、最近は人に教わる知識が貴重だということにも気付き、積極的に人と会話して知見を貯めていこうとも思っている。本に載っていないような知識が盛りだくさんで、最近は方針が逆になってきている。


というわけで人に合う時間を捻出していくために、本を読み、覚える時間はかなり効率化している。以下では僕の基本的な本の読み方を紹介したいと思うので、もし参考になれば使ってみてほしい。



本の知識は覚えて使えないと意味がない。残酷な事実に目をそらさない


先に僕の基本方針を書いてみる。

1 本を選択する。無駄な本を読まない。人生は有限。

2 本は通読する。目次だけみて読まなくてよい、とかしない。

3 本は2回読む。

4 良い本と感じたら、必ず要約する。

5 知識は覚えて使えるところまで何度でも読み返す。


本を選択する


人生は有限なので、変な本ばっか読んでられない。なので選択する。名著をしっかり読むこと。読まなくても実は本について語れることはご存知だろうか。ある程度に達すると大体タイトルと目次を見るとどういう内容か分かるので、読まなくて良くなる。詳しくは「読んでない本について堂々と語る方法」を読んでみよう。 book



本は通読する


よく速読術に目次だけ見て必要なところだけ読む、とあるが、僕はやらない。それができるのは辞書的な本であって、基本的に本は通読しないと著者の意図が把握できない。個人的には速読術をしている人は全く行間が読めてないし、どうせ知識として定着していないのでは?と勘ぐってしまうほどに懐疑的である。


別の本を読んでいる時に、「あ、この話〇〇の本に書いてあって、こんな意図であんな内容だったな」と思いつくくらい記憶が定着してなければ、多分あなたは本を読んだ意味がないと思う。ハードシングスとかゼロトゥワンで書かれていたこと、思い出してみてください。



本は2回読む


前述に関連するが、本は2回読む。1回目は付箋を貼りながら通読し、2回目は流し読みしつつ付箋のところをもう一回見る。ベストは同日に2回読む、だが、厳しい場合は翌日でも良い。とにかく覚えないと話にならないのだ。



良い本と感じたら、必ず要約する


要約する力は人生に置いて重要だし、記憶の定着にも有用である。更に付け加えるなら、絵で覚えられると更に良い。その本で書かれていた良い図表はちゃんと写真を取ってEvernoteなりNotionにためておこう。



知識は覚えて使えるところまで何度でも読み返す


不思議でならないのが、本を1回読んで忘れて完了とする人たちである。疲れたのは分かるが、疲れただけである。必ず覚えたことを確認するまで読み返してください。英語の勉強でも単語帳を読んで満足する人がいるが、それではだめである。むしろ単語帳は時間をかけるものではなく、2-3日で1,000語覚える勢いで短期集中すべきである。覚えるだけなのだから、時間をかけずに一気にやること。考える時間を増やすために、必要なステップである。藤田田いわく、食事の時に教養がないと、ユダヤ人に馬鹿にされてしまうみたいよ。



本の知識の貯め方は、要約とハイライトとスクショ


最後にEvernoteやNotionを利用した本の知識の貯め方を紹介する。


まず、基本kindle版がある場合は書籍ではなくkindleにしよう。スクショとハイライトが取れるので、2回目読み返す時に自動化できるからである。以前kindleの活用法は別記事に書いたので、活用してほしい。 【Kindle】Kindleハイライトを一覧できるサイトから、ハイライトをコピペして一瞬で書籍の要約を作る


あいにく書籍しかない場合は、付箋を大量に貼ってちゃんと転記しよう。大変な作業だが、転記自体はかなり効果がある。


特にデザインの本や図表が多いものはちゃんとスクショにすること。あくまで個人使用に留めてほしいが、図で覚えると活用範囲が広がるのでおすすめである。


最近発明したハックだが、容量無制限のgoogleフォトにフォトに書籍ごとのスクショアルバムを作成すると、書籍のまとめが大変参照しやすくなるのでおすすめである。

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余談(おすすめ本コーナー)


おすすめデザイン本。ずっと使えるデザインのコツがびっしり。自分もよく利用してます。