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【ライフハック】必ず守ってみせる。製品保証(予防医療付き)
ざっくり言うと
- 家電は面白い、だが新規性が高い製品はよく壊れるので、きっちり製品保証を受けたほうが良い。
- 予防医療: 製品の構造物を調べる、初期ロットではなく第二ロット、製品保証が手厚いメーカーを買う。
- 保証を受ける技術: ポイントカードを利用してレジに購入履歴を残す、買った日にTODOアプリにレシートの写真を収める、箱とレシートを同梱、レシートを無くしたら製品シリアル番号をベースにレジでレシート再発行。
家電は面白いが壊れる
家電はよく買う。最近も3つほどトゥルーワイヤレスイヤホンを購入した。ただ、このカテゴリの製品はよく壊れるのである。使用2ヶ月で左耳だけ聞こえない問題が発生したり、タップ操作が反応しなくなったり、製品保証を利用しなければならないケースに見舞われる。
新製品の故障にしびれを切らし、gonjittiなりに自衛の方法を整理してみたので、ぜひ活用してみてほしい。
予防医療
製品の構造物を調べておく
製品に使われているチップや、構造物が信頼性の高いものか否かを調べる。
例えば、トゥルーワイヤレスイヤホン。最近はBluetoothモジュールの標準化が進んでいる。現在、信頼性が高いとされるチップは下記である。
- QCC3020','https://www.qualcomm.com/products/qcc3020
- QCC3026','https://www.qualcomm.com/products/qcc3026
トゥルーワイヤレスイヤホンの場合、製品比較のときにはヲチモノというブログを参照するとよい。「QCC3020」などのタグがあるため、ブログで製品比較ができる。
初期ロットではなく、第二ロット以降
家電製品の初期ロットは、その製品にとって初めての大量生産である。当然、テスト時と生産体制は異なるので、工場における課題は多く、十分に品質が安定しないことも多い。よって、よっぽど欲しくない限りは、一旦初期ロットがはけるのをまって第二ロット以降から購入することを勧める。
ではどうやって初期ロットか第二ロット以降かを見極めるか。大人気商品ならば大体第一ロットは売り切れ、〇月〇日以降出荷予定、となりがちだ。人気店で売り切れたタイミングを計らって注文を行い、第二ロット以降を手に入れよう。
別の方法もある。製品にはシリアル番号があり、これをロット番号と読んでいる。シリアル番号を正確に把握することは外箱からは難しいが、例えば箱に記載されていることも多い。まずは複数展示されている展示されている商品の番号のパターンを見極め、新しい番号(つまり0ではなく、1や2から始まっている、等)を選択しよう。
製品保証が手厚いメーカーを選ぶ
製品保証の基準はメーカによって大きく異なる。少なくとも製品保証が業界標準程度(1年程度)の場合は、その製品を購入するか否かは検討したほうが良い。gonjitti的には製品ごとに業界で最も長いメーカーを選択すべきと考える。
また、製品保証の内容も注意する。条件文が長い場合、おそらく製品保証をする気はないと考えたほうが良い。そもそも理想状態で製品を利用するユーザーなど存在しない。通常使用、の定義があまりに汎用的な場合、例外を作成されて製品保証を断られるのがオチである。
保証を受ける技術
ポイントカードを利用してレジに購入履歴を残す
通常の家電量販店では、ポイントカードを利用すると購入履歴がPOSデータとして保存され、たとえレシートがなくとも購入履歴を特定することができる。個人データの提供の代わりに、製品保証を受ける権利が購入者にはあると考えよう。
買った日にTODOアプリにレシートの写真を収める
製品を購入した日に、TODOアプリやDropboxなどのオンラインストレージにレシートの画像を保存しておこう。特にTODOアプリは製品保証が切れる1ヶ月前などに期限日を設定しておき、保証ギリギリで壊れた、などのトラブルに備えよう。特に期限が過ぎてから製品が壊れた時の無念さたるや(まあ、壊れるタイミングはコントロール出来ないが)。
箱とレシートを同梱
製品が壊れた時に、購入時の箱も含めてメーカーに送らなければならないことがある。そのため、箱とレシートは運命共同体と捉え同梱して保管しよう。もちろん、箱を捨てたい気持ちは、ひしひしとぼくにも伝わってくる。だが、捨ててしまえば、もう製品保証を取り戻すことはできないのだ。
レシートを無くしたら、製品シリアル番号をベースにレジでレシート再発行
ここまでたどりついた人間がレシートをなくすのはほぼ不可能だが、これでもレシートは神隠しに。
超自然の神秘には畏敬の念すら覚えるが、実はポイントカードで購入履歴を残していれば、家電量販店でシリアル番号をベースにレシートの再発行が可能である。これにより、メーカー保証を受けることができる。下図の青枠がシリアル番号に当たる。
これでどんな天変地異が起きても、あなたは製品保証を守り抜くことができるだろう。
余談(おすすめ本コーナー)
おすすめデザイン本。ずっと使えるデザインのコツがびっしり。自分もよく利用してます。